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ナンバープレートへのカバーの禁止2009年7月10日に、道路運送車両法(道運法)施行規則を改正にあたって、国土交通省により自動車のナンバープレートに装着するカバーを全面禁止にする方針が発表されました。これにより、ナンバープレートに装着する市販の樹脂製カバーは取り付けるだけでなく、販売することができなくなります。また、大型トラックのナンバープレートに関しての規制も厳しくなり、リヤバンパーの陰に隠れるように設置することも禁止されることとなります。これらの規則に違反する場合は、50万円以下の罰金となります。 これらが規制された背景としては、ナンバープレートカバーの視認性調査などを実施した結果、カバーを装着していないナンバープレートよりカバーされていた方が見えにくいとの評価をした割合が高かったというパブリックコメントも同時に発表されました。自動車のナンバープレートに装着する樹脂製のカバーを取り付けていた背景としては、ナンバープレートの汚れ防止を目的としたものや、ファッション性として販売、そしてユーザーには需要があったようです。2007年の調査では自動車保有者の3.5%がカバーを自動車のナンバープレートに装着していた結果も出ています。カバーにより視認性が反射によって低下することによって、 「ひき逃げ、当て逃げがあっても目撃者がナンバーを読みにくい」とか「夜間は2、3メートル離れただけで番号を確認できない」などの問題が浮上しており、規制が必要との判断を行いました。 また、大型トラックではナンバープレートを取り付ける面積を確保できない理由により。荷台とリヤバンパーのあいだに押し込めるように設置する例があるようですが、後部からプレートの表示内容を確認できないとの意見が多数集まったため、リヤバンパーと荷台のすき間が220mm以下(中型165mm以下)と狭い車両について、ナンバープレートをバンパーより奥まった位置に取り付けることを禁止することになりました。
最終更新日:
2015年04月13日
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